ジャケットの運動量はどこに入れる?失敗しないオーダースーツのゆとり設計

ジャケットの運動量は「背幅」と「アームホール」で確保するのが正解
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ジャケットの運動量は「背幅」と「アームホール」で確保するのが正解

オーダースーツを仕立てる際、多くの方が「動きやすさ(運動量)をどこで調整すべきか」という悩みに直面します。結論から申し上げますと、ジャケットの運動量は主に「背幅(せはば)」と「アームホール(鎌)」の設計によって決まります。胸囲をただ大きくするだけでは、シルエットが崩れるだけでなく、かえって腕が動かしにくくなるという失敗を招きかねません。

Base Segretaでは、お客様のライフスタイルに合わせた最適な運動量の配分を提案しています。実務者として知っておきたい、機能性と美しさを両立させるための具体的なポイントを解説します。

なぜ胸囲を大きくするだけでは失敗するのか

「動きやすくしたいから、バスト周りを大きくしてほしい」という要望はよくありますが、実はここに大きな落とし穴があります。バスト全体の寸法(上がり寸)を過剰に大きくすると、余った生地が脇の下や胸元に溜まり、だらしない印象を与えてしまいます。また、前身頃に余計なゆとりがあると、腕を前に出した際に生地が突っ張り、結果として運動性が損なわれることも少なくありません。

真の運動量とは、静止時の美しさを保ちつつ、可動域に必要な分だけ「必要な場所」にゆとりを配置することです。そのためには、以下の3つのポイントを理解することが重要です。

  • 背幅の確保:腕を前に出す動作を支えるのは背中のゆとりです。
  • アームホールの形状:腕の回転を妨げない適切な深さと幅が不可欠です。
  • 肩甲骨周りの設計:立体的な体型に合わせた「いせ込み」技術が鍵となります。
運動量を最適化するための3つの設計手順
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運動量を最適化するための3つの設計手順

失敗しないオーダースーツ作りにおいて、実務的にチェックすべき手順をご紹介します。これらを押さえることで、デスクワークや移動時でもストレスを感じない一着が完成します。

1. 背幅に「逃げ」のゆとりを作る

ジャケットを着用して最も窮屈さを感じるのは、PC作業で腕を前に出した時や、電車のつり革を掴む時です。この動作をスムーズにするには、背幅に適切なゆとりを入れる必要があります。Base Segretaでは、お客様の肩甲骨の張り具合を細かく確認し、背中の中心から脇にかけてのラインを調整します。これにより、見た目はスマートなまま、背中が突っ張らない絶妙な運動量を実現します。

2. アームホール(鎌)を高く、コンパクトに設計する

意外に思われるかもしれませんが、アームホールは「大きく」するよりも「適切に小さく(高く)」設計する方が動きやすくなります。アームホールの底が低すぎると、腕を上げた際にジャケットの胴体部分まで一緒に引っ張られてしまい、肩が浮く原因になります。脇にフィットするような高い位置にアームホールを設定し、腕の可動域を独立させることで、驚くほど軽快な着心地が得られます。

3. 芯地と生地の特性を活かす

運動量は型紙(設計図)だけで決まるものではありません。使用する生地のストレッチ性や、内部の芯地の硬さも影響します。Base Segretaで取り扱っているDORMEUILやZegnaなどの名門生地は、繊維自体の復元力が高く、タイトな設計でも動きを妨げにくいのが特徴です。また、本切羽などの本格仕様を無料で選択できるため、手首周りの可動域も同時に確保することが可能です。

実務者が陥りやすい「ゆとり」の誤解と注意点
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実務者が陥りやすい「ゆとり」の誤解と注意点

理想の一着を求めるあまり、間違った知識でオーダーを進めてしまうと、後悔する結果になりかねません。以下の注意点を必ず確認しておきましょう。

「ゆとり量=サイズアップ」ではない

「動きやすさ=大きいサイズ」と混同してはいけません。サイズを上げると肩幅まで広くなってしまい、肩先が落ちて老けた印象を与えてしまいます。あくまで「自分のジャストサイズ」をベースに、可動部分にのみ運動量を配分するのがプロのフィッティングです。

インポート生地の特性を考慮する

ロロ・ピアーナなどの最高級生地は非常に繊細で柔らかいため、あまりにタイトに作りすぎると、運動量不足によって生地に過度な負荷がかかり、寿命を縮めてしまう恐れがあります。生地の厚みや織りに合わせた適切なゆとり設定が必要です。

ヒアリングでの伝え方

「動きやすくしたい」と伝えるだけでなく、「デスクワークが多い」「車を運転する機会が多い」といった具体的なシーンをフィッターに伝えてください。Base Segretaでは、一人ひとりに寄り添う丁寧なヒアリングを通じて、その動作に最適な運動量の位置を導き出します。

Base Segretaで叶える「ストレスフリー」な本格スーツ
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Base Segretaで叶える「ストレスフリー」な本格スーツ

大阪・梅田のBase Segretaでは、60,000円台からの本格オーダーでありながら、通常は有料となるような高度な補正やオプションを全て無料で提供しています。運動量の調整もその一つです。

  • 多彩な裏地カスタマイズ:滑りの良い高級裏地を選ぶことで、インナーとの摩擦を減らし、さらなる動きやすさを追求できます。
  • 本切羽・お台場仕立て:本格的な仕様を標準で取り入れ、細部までこだわった一着を仕立てます。
  • 梅田の好立地で相談:仕事帰りや買い物のついでに、具体的な着心地の悩みをプロに相談いただけます。

既製品ではどうしても脇の下が苦しい、あるいは背中が張ってしまうという方は、ぜひ一度Base Segretaのフィッティングを体験してください。数値上のサイズだけではない、解剖学的な視点に基づいた運動量の配置により、あなたのビジネスパフォーマンスを最大限に引き出す一着をお約束します。

まずは気軽な相談から始めましょう

「運動量をどこに入れるべきか」といった専門的な質問だけでも大歓迎です。納得のいくまで対話を重ね、あなただけのアイデンティティを表現できるスーツを共に作り上げましょう。梅田駅徒歩圏内の店舗にて、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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